愚民159

人はただ十二三より十五六さかり過ぐれば花に山風

最近気になるもの

戸沢暢美さんの歌詞が気になります。この方の歌詞への英文の挿入の仕方って超HEN!な気がする。キンキさんだと「スッピンGirl」「ふらいんぐぴーぷる’99」「欲望のレイン」「LOVESICK」「Broken冷蔵庫」、スマさんだと「KANSHAして」、嵐っこだったら「サワレナイ」「感謝カンゲキ雨嵐」「愛と勇気とチェリーパイ」「Deepな冒険」「On Sunday」あたりがそう。ジュニアだと「青春のフィーバー」。まだ色々あると思うけど、もうタイトルからして変じゃないですか。英文やローマ字の挿入のされ方がどうにもこうにも古臭い。でもこのセンス、嫌いじゃない。むしろ好き。10年くらい前のりぼん漫画と同じ匂いを感じる。

で、戸沢さんといえば私がずっと謎だった歌詞があるのです。
「サワレナイ」の歌詞なのですが、あれの2番の

どんな君も 僕の前じゃ
ガードほどく 男になる

の部分がさっぱり理解できないのです。誰が男で誰が女?私の貧困な想像力では「君」っていうのは実はニューハーフで、普段は綺麗だし好みのタイプなんだけど、「僕」の前だとガードをほどいて男になってしまう。「折角タイプなのになんで君は男なんだ…はぁ、こんなマジな憂鬱ははじめてだぜ……」
という面白おぞましい設定しか思いつかないのです。だから「正しい恋には時間が必要」とか歌ってるのかーとか、「そりゃーサワレナイわ!」とか思ってしまうのです。これ「君」と「僕」が逆ならまだ意味が通じるんだけどなぁ。「どんな僕も君の前じゃ」なら分かるもん。まぁ正しい解釈は「(君が)ガードほどく(僕は)男になる」ってことなんでしょうけど。