傷だらけの天使たち (小学館文庫―Young Sunday comics)作者: 喜国雅彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 1997/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (6件) を見る喜国雅彦先生って天才じゃね？もう20年近く前の漫画なのにまったく色…

団地ともお(1) ビッグコミックス作者: 小田扉出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/02/28メディア: コミック購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (121件) を見る最近周りの目が気にならなくなってきて、山手線の中でこの漫画を読みながら普通に「…

失踪日記作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2005/03/01メディア: コミック購入: 28人 クリック: 293回この商品を含むブログ (1146件) を見る電車の中で読む本がなかったので買ってみた。高くても700円くらいだろうと思ってレジに行…

ひざまずいて足をお舐め (新潮文庫)作者: 山田詠美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/11/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (27件) を見る山田詠美の『ひざまずいて足をお舐め』を読んだ。読む前は絶対共感できないだろうと…

地下室の手記 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,江川卓出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 65回この商品を含むブログ (152件) を見る ぼくは病んだ人間だ……ぼくは意地の悪い人間だ。およそ人好きのしない男だ。ぼ…

最近『グラップラー刃牙』を読んでいるのですが思ったほど熱くなくて（それでも普通の漫画の10倍は熱いが）、そしたら後輩に「バキは20巻過ぎたあたりからおかしくなってきますよ」と言われたのでとりあえず明日20巻まで買ってこようと思います。っていうか…

なんじゃもんじゃ博士 ハラハラ編 (福音館の単行本)作者: 長新太出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2003/10/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (33件) を見るさっきなんとなく思いたってこの漫画（絵本？）を読んでいたんだ…

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/04メディア: 新書購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (150件) を見る舞城王太郎の小説をミステリだと思って読むから腹が立つわけで（別に立てて…

完訳 緋文字 (岩波文庫)作者: N.ホーソーン,Nathaniel Hawthorne,八木敏雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/12/16メディア: 文庫 クリック: 166回この商品を含むブログ (40件) を見る17章以下の展開があまりにドラマティックで電車の中で思わず号泣し…

ワインカラー物語―かがみあきら選集 (ニュータイプ100%コミックス―comic新現実アーカイブス)作者: かがみあきら出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/12メディア: コミック購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (37件) を見る女の子に生まれたか…

外科室・海城発電 他5篇 (岩波文庫)作者: 泉鏡花出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1991/09/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (43件) を見るこの連休はダイの大冒険とブルース・リーと泉鏡花に生きた。泉鏡花がもはや100年以上…

ドラゴンクエスト―ダイの大冒険 (26) (ジャンプ・コミックス)作者: 三条陸,稲田浩司,堀井雄二出版社/メーカー: 集英社発売日: 1995/03メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る知る人ぞ知る、私がこの世で最も愛している漫画。改…

ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (183件) を見るあまりに面白くて風呂場で読破してしまった！のぼせ死ぬかと思った！本当にこ…

重力ピエロ作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 330回この商品を含むブログ (630件) を見る兄弟が出る話でした。 「やっぱりシンメって特別な関係だよね。ふだんは全然意識とかしないけど、シン…

破戒作者: 松尾スズキ,山本直樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/28メディア: コミック購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (41件) を見る漫画より松尾スズキと山本直樹の対談が読みたくって買ってしまった。すっごい読みにくくって多分5・…

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2003/02/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 33回この商品を含むブログ (349件) を見る今更だけど、伊坂幸太郎おもしろいよーーーーー！！！！「地球を回してる…

グリーン・レクイエム (講談社文庫)作者: 新井素子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1983/10/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (48件) を見る私は大島弓子という漫画家が苦手で、たまーに全集を一冊買ってきて読んでは「やっぱ…

勇午 インドシナ編(上) (講談社漫画文庫)作者: 赤名修,真刈信二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/10メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る勇午 インドシナ編(下) (講談社漫画文庫)作者: 赤名修,真刈信二出版社/メーカー: 講…

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/09/06メディア: 新書購入: 8人 クリック: 38回この商品を含むブログ (202件) を見る既にこの人の文体に飽きた。最初は目新しくて良かったけど、2冊目にして食傷気味。…

死体を買う男 (講談社文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (60件) を見るこの作家さん、初読み。なんとなくあと一歩な感じがした。乱歩と朔太郎が前に出すぎというか……

本屋さんにアイドル雑誌を買いに行ったらこんなものが出てたよ！！！！！ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)作者: H・P・ラヴクラフト,大瀧啓裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/01/22メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (6…

「作品解題」だけ読んだんですが、ラヴクラフトの「小説」は全7巻にすべて収録されているらしいです。収録されなかった評論等は補巻や別巻という形で編む予定らしいです。全然全集じゃないなんて言ってごめんなさい…。あんなJ事務所なんかと比較してごめんな…

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/03/07メディア: 新書購入: 4人 クリック: 44回この商品を含むブログ (226件) を見るこの小説にはタメの部分がない。出来事はまさに降って湧いてくるし、登場人物のこと…

この箱の中には、プロメーテウスが人間に悩みをもたらすあらゆる禍――老齢、労働、病気、狂気、悪徳、激情などを苦心のすえ閉じこめてあった。もろもろの禍は雲となってあたりにたちこめ、エピメーテウスとパンドーラーの身体をところかまわずつき刺し、やが…

卒論の1次提出が明日なのに終わる目処がまったく立ってない。こんなん書いてる場合じゃないんだけど…。栞と紙魚子何かが街にやって来る (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 2004/02メディア: コミックこの…

卒論のネタにと読んでいた本で素晴らしい言葉を発見してしまった。 美しいコンサートの出口で、人々の顔を見られるがいい。見知らぬ人たちでも、いましがた共通の偉大な感動を味わったために、たがいに微笑を交わし合っている。彼らが、「怒り、愛、そして容…

最近『モンテ・クリスト伯』をむさぼり読んでいます。人はモンテ・クリスト伯とロボキッスとCool magic cityとDの嵐さえあれば生きていけるんじゃないだろうか。 人智のなかにかくれているふしぎな鉱脈を掘るためには、不幸というものが必要なのだ。火薬を爆…

少女たちの「かわいい」天皇―サブカルチャー天皇論 (角川文庫)作者: 大塚英志,会田誠出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/06/25メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (33件) を見る大塚英志さんの本。昭和天皇のことを「かわいい」という少…

字も読めないような女の子が見に行って、さめざめと涙を流して感激している、そういうメロドラムがいいのだ。 ミュッセの言葉らしい。私もまったく同じ理由でアイドルが好きだ。まぁ彼は皮肉のつもりでこんなことを言ったんだろうけど。ユゴーの影から逃げた…

紫電改のタカ (4) (ちばてつや全集)作者: ちばてつや出版社/メーカー: ホーム社発売日: 1995/07メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る終戦記念日に合わせたわけじゃないけれど、なんとなく読み返してみた。この漫画はラスト2コ…